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【自宅で起業するメリットとデメリット】ーバーチャルオフィスを活用して簡単に起業!ー

2021.05.24

 起業や個人事業主として働くことに興味のある方。そんな皆さんは、まず初めにオフィスをどうしようかと考えるでしょう。オフィスを借りるには、初期費用や家賃など資金面での調整が必要となってきます。そんな方にオススメなのが、自宅をオフィスとして利用するという方法です!初期費用や家賃も抑えることができるだけでなく、引っ越しなどの手間も省くことができます。通勤時間もなく、時間に余裕ができ人生が豊かになるかもしれません。

 自宅をオフィスにすることには多くのメリットがある一方、プライバシー面などでデメリットも存在します。今回は、自宅をオフィスにするメリット、デメリットについてご紹介致します!


 


【目次】
1.自宅をオフィスにするメリット

⑴諸経費の節約

⑵通勤時間の短縮

⑶人間関係が無い

⑷育児との両立がしやすい

2.自宅をオフィスにするデメリット

⑴信用度が低い

⑵プライベートとのけじめが難しい

⑶プライバシーやセキュリティ面で不安

⑷賃貸契約によっては自宅をオフィスにできない

3.バーチャルオフィスを活用してみよう!

4.まとめ

1.自宅をオフィスにするメリット

諸経費の節約

 敷金礼金等の初期費用や月々の家賃が不要です。また、自宅にある物をそのまま利用できるため、机や椅子、コピー機などの備品の費用も節約できます。すなわち、必要な物だけを買い足せば良いのです。加えて、自宅の家賃や電気・ガス・水道等の光熱費の一部を経費として計上することができます。(申告方法によっての制限や、賃貸住みか、持ち家かによって経費としての扱いも異なりますのでご注意ください。)

通勤時間の短縮

 1日の通勤時間が1時間とすると、週に5日通勤時間すると週に5時間。週休2日の方であれば、月に25時間もの時間を通勤時間に費やしています。自宅で起業すれば、通勤時間が掛かりません。もちろん通勤時間に読書やゲームなどをして過ごすなど、有効活用している方も多いかと思い一方で、満員電車に揺られて過ごす時間は、精神的にも肉体的な疲れも生じます。浮いた時間をプライベートな時間、趣味や家族との時間に使うなど有効利用することができます。

 また、通勤時間短縮のために会社に近い場所に住みたいと考える人が多いでしょう。都心で働く場合、都心に近ければ近いほど家賃は高くなる傾向にあります。通勤がなければ、家賃の安い場所に住むことができ家賃などの費用を抑える効果もあります。

人間関係によるストレスが無い

 職場での、上司や同僚、後輩との煩わしい人間関係を気にすることがなく働くことができます。仕事は好きでも、変わった上司との関係や合わない同僚との関係で、精神をすり減らしながら働く人も少なくないでしょう。自宅をオフィスにすれば精神的な疲れが減り、業務が円滑に進むかもしれません。 

育児との両立がしやすい

 自宅をオフィスにすれば、育児や家事との両立がしやすくなります。また、子供と触れ合う時間も多くなるため、小さい子供がいる家庭では子供の教育の面でも多くのメリットがあります。子供が幼稚園に行く間に仕事を終わらせ、お迎えに行き、子供と食事をしたりお風呂に入るなど多くの時間を過ごすことができます。

2.自宅をオフィスにするデメリット

信用度が低い

 自宅をオフィスにすると、ローンやクレジット契約の際の信用が低くなる場合があります。また、新規で取引相手と契約しようとする際、自宅をオフィスとすると信用度が低くなり、印象が悪くなる可能性もあります

プライベートとのけじめが難しい

 テスト勉強や資格勉強等、自宅だと誘惑が多くて進まないという経験がある方は多いのでは無いでしょうか?このように、自宅で仕事するとなると多くの誘惑があります。自宅で仕事とプライベートの区別をつけることは容易ではありません。仕事部屋を作成したり、業務時間を決めるなど、メリハリをつけて仕事ができるよう工夫する必要があります

プライバシーやセキュリティ面で不安

 自宅をオフィスとする場合、名刺やホームページ上に記載する住所は自宅となります。不特定多数の人に自分の住所を知られることは、プライバシー面でかなりのリスクが生じます。ストーカー被害やイタズラの対象となってしまう可能性も大いにあります。

 セキュリティの面では、多くの企業は警備員が常駐していたり、監視カメラを導入しています。しかし、自宅の場合はそうではありません。泥棒に入られてしまった場合、仕事内容が情報漏洩してしまう可能性もあります。そのため自宅をオフィスにする場合は、セコム等の警備サービスを自宅に導入したり、監視カメラの導入も視野にいれましょう。また家族がいる場合、情報管理にも気をつけなければなりません。自分以外は、仕事部屋へは基本入らないようにするなど決まりを作ると良いでしょう。

賃貸契約によっては自宅をオフィスにできない

 賃貸契約によっては、自宅をオフィスとして使用することができません。また、自宅登記が不可能な場合もあります。賃貸契約書を確認したり、大家さんや管理会社に確認する必要があります。

3.バーチャルオフィスを活用してみよう!

 自宅をオフィスとして使用するデメリットとして、信用度が下がる可能性やプライバシー、セキュリティの面での不安について述べました。バーチャルオフィスを利用すれば、その心配も解消されます

 バーチャルオフィスとは、住所のみを借り、利用者はその住所を自身のオフィスとして名刺やホームページに記載して利用できるサービスのことです。実質的な作業場は自宅でも、名刺やホームページ上にはバーチャルオフィスの住所を利用することで、プライバシーを守ることができます。この住所を会社の住所として登記することも可能です。

 また、一等地の住所を持つバーチャルオフィスを利用すれば、会社の印象も良くなり、取引先からの信用度を上げることもできるかもしれません。銀行の口座作成の際などにも使用でき、そのような面でも信用度は抜群です。他にも会議室の利用や電話対応サービスもあり、利用には様々なメリットがあります。

 実際の作業場は自宅、名刺やホームページ上に記載する住所はバーチャルオフィス。このように上手に使い分けることで、自宅をオフィスにする際のデメリットも解消することが可能です


4.まとめ

 今回は自宅で起業する場合のメリットとデメリットを説明しました。得られるメリットは大きい一方で、事業上の信用や、利便性に置いてデメリットがあるようです。初期費用や月々の固定費を安価に抑えつつ利用できるため、起業に興味のある方や個人事業主として働こうとしている人にとっては、大きな魅力があるサービスです。バーチャルオフィスサービスをうまく活用することで、自宅で起業するメリットを保ちつつデメリットを克服する理想な生活を送りことができること間違いなしですね!